2015年9月22日火曜日

広帯域ヘッドホンアンプ(2)

作ってみた!!!!!
回路は最終的にこんな感じ。



2段カスコードブートストラップだ。
帰還の位相補償は12pFがちょうどよかったんだけど、マルツに15pFしかなかった、、、
アイドリング電流はシミュでも実装後も40mAぐらい流れている。



ビミョーに高調波歪みがあるけど、じゅうぶん低歪みだと思うゾ。

周波数特性


恐るべし!!!ハイレゾ(笑)な性能である。
周波数を延ばすと高域の歪成分が減るらしい。

100kHz方形波

若干オーバーシュートしてるけど気にしない。


実装後


電源は共立で買った18V 0.2Aのトロイダルである。1個1800円ナリ。
それをSBDのダイオードブリッジで整流して、レギュレーター使って±24Vを生成している。
SBDは復帰が早い上に電圧降下も1個0.3Vくらいなのでオーディオにはおすすめらしい。

実はフツーのレギュレーターなので、入力電圧が若干足りてませんw音はちゃんと出るけど
みんなはLDO使ってくだち

6800uF×2と、パラで1uFのフィルムコンも実装した。電解コンはニチコンVR
正直一般品のが無駄な味付けがなくておいしい。




回路図は書いてないがオフセットトリマとして5kΩの半固定抵抗をカレントミラーのとこに付けた。
あとFET、終段以外のトランジスタは選別したゾ。


肝心の音は超いいです!
多分トランスの影響だと思うんだけど、主張しすぎない上品な音だった。
空間表現がディスクリの恩恵なのかいい感じだゾ。
高音は刺さんないし響きの表現も上手い。




定電流&ブーストラップ用のLEDが不気味である。
終段のトランジスタが結構熱いので、ケースはちょっと加工しようかな。





2015年9月15日火曜日

RCAケーブルの自作

スピーカーケーブル用にと思って10mのVVFを以前購入したが
どう考えても余るのでRCAケーブルを作ってみた。




こんな感じ。
別に剥いて撚らなくてもよかったかな。


音が凄く変わってびっくりした!
メリハリがあっていいんだが、音が締まりすぎてるせいか
若干痩せて聴こえるかな。


2015年9月4日金曜日

広帯域ヘッドホンアンプ(1)

カスコードブートストラップを活用して、なるべく周波数特性を伸ばしたい。



入力はFET(2SK117)にしてみた。
3V付近のツェナがLTspiceに無いのでLED2個にしている。




なかなか低歪だなぁ。

100kHz方形波

FETの恩恵でスルーレートも高い。
若干オーバーシュートしてるけどね。


※インバーテッドダーリントンを外しても、あんまり歪率が悪化しなかったので外す予定